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ここに、私たちの原点がある。

この事業を始めてから 年の月日が経ちました。その間に様々なことを学び、見てきました。現在の株式会社 南越商会を形作ったと言っても過言ではない、それらのエピソードの中からいくつかご紹介いたします。

給料は会社から出ているのではない。

これは私がよくスタッフに話していることです。自分たちの給料は会社から出ていると思っているかもしれませんが、そうではありません。そのお金は品物を買ってくださった海外のお客様からいただいたものであり、なかには家族全員で、あるいは近所の人たちが集まって一台のテレビを見るためにコツコツと貯金して、ようやく買えたというお客様もいらっしゃるのです。
そうした大事なお金が自分たちの生活の糧となることに感謝し、心を込めて仕事をしなくてはいけないと私も含め全スタッフが肝に銘じています。 また当然のことながら、海外に輸出するための品物がなければ、このビジネスは成り立ちません。今日まで事業を継続してこれたのは、日頃から私たちに品物を提供してくださっている仕入れ先様のおかげと感謝しております。

壊れた部品を器用につくる姿を見て。

ブラウン管テレビには、音量やチャンネルなどのスイッチ類を保護するためのプラスチック製カバーが付いていますが、輸送中に外れてしまったり割れてしまうことが稀にあります。するとお客様はどうするのかと言うと、自らプラスチックの板を切り、折ったり曲げたりして代用のカバーをつくっているんですね。 実際ある国を訪れてその光景を目にしたとき、大切なお客様にこんな手間をかけさせていたのかと胸が痛みました。以来、南越商会ではコンテナに積み込む前に、カバーが壊れたり取れたりしないようセロテープで数カ所しっかり止めるようにしています。
「なぜわざわざ手間のかかることをするのか?」とおっしゃるバイヤーの方もいますが、そんなときは「あなたのためにというのではなく、このテレビを買ってくださるお客様のためにしているんですよ」と答えています。

経営者もスタッフの一人にすぎない。

私がこの事業を興した当時、営業活動からコンテナの積み込みまで、すべて自分で行っていました。現在は経営者としての業務もあり、現場に立つことはなくなりましたが、今でも現場で働きたいというのが本心です。もともと私は自分自身のことを「社長」と思ったことがありませんし、部下を意味する「社員」という言葉も好きではありません。一緒に働いてくれるスタッフは家族同然の存在であり、家族という意味では私もその一人にすぎないのです。
夏は暑さ、冬は寒さと戦いながらの現場作業は大変なこともありますが、「品物を待っているお客様のために」と頑張ってくれているスタッフたちを頼もしく思いますし、だからこそ「今日も一日楽しく働いた」とみんなで言い合える会社にしていきたいと思っています。
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